クラゲ雑貨備忘録

購入したり貰ったりしたクラゲ雑貨について書いています

鳥羽水族館

えのすいクラゲ検定・初級「プラヌラ級」・中級「ポリプ級」・上級「エフィラ級」をとんとん拍子に合格してしまった私はクラゲマイスターになったものの、鶴岡に頻繁に行けるほどの経済力もなく(マイスターになると加茂水族館でボランティアのクラゲ解説員ができるのです)少しのんびりしていました。

 

時は数か月流れ2015年春、クラゲ検定・超上級「メデューサ級」開催されるという情報が入りました。これは行かねばならぬ。と思った私は即申し込み、少し鈍った脳みそにクラゲ知識を再起動させるべく活動を始めたのです。

そんな折、「鳥羽水族館」で希少なクラゲを展示していると新聞かニュースで見かけました。もしやクラゲ検定、時事ネタも放り込んでくるかもしれぬ。いつまで展示してされているか分からない希少クラゲ、見に行かない手はない。その週末には鳥羽に向かっておりました。

 

ピントがぼけてるジュゴン君。飼育種類数日本一!!。

このブログをやろうかなと思ったときに雑貨類全部撮影したので、疲れていたのでしょう。パンフレットは最後に撮影しました。。。

 

実はこの年にスナドリネコの飼育が開始され、ちょっと気になっていた水族館。比較的地元なので行こうと思えば行ける場所というのが逆になかなか行かない場所になりがちです。希少クラゲの存在と検定が最後に背中を押しました。

 

 

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水族館へ向かう道にアカクラゲのタイル発見!!他の魚類や哺乳類もいましたから、これはクラゲもそこそこ押しており雑貨も期待出来るということ!

 

 

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ミズクラゲのステッカー。自販機に貼ってあったんだったかなあ。

 

 

多分、小学校上がる前後くらいに来たことがあるだろう水族館なのですが全く記憶はありません。入館してみると他の博物館には無い特徴があったのです。

それは、「順路がない水族館」ということ。メインストリートが1本あって、周りにいろいろな生物のコーナーがあるのです。ショッピングモールのようなイメージです。

私はこの特徴をとても気に入りました。目的の生き物がいたり、見返したい展示があったとき、普通の博物館や美術館でも行ったり来たりすることがあります。もちろん混みすぎていないことが前提ですが。その時逆走していると何となく気まずい感もありますが自由自在に見て回れるなら気が楽です。

 

とりあえず希少クラゲはどこだ。とクラゲが展示されている場所に行ってみたもののいない。ネットでもう一度調べて、どうも「へんな生き物研究所」というコーナーで買われている生物の水槽から偶然発生した。と確認しました。そこでへんな生き物の水槽をひとつずつのぞき込み、ようやく発見!

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超絶珍種クラゲと書かれた、「リプケア」という十文字クラゲの仲間です。

ミズクラゲとかのように海中を漂うのではなく、海藻や岩にくっついているタイプのクラゲです。

しかし十文字クラゲとも少し違う形態をしているので今後の十文字クラゲの研究に重要になると書かれていました。

 

↑確かに私が見た十文字クラゲとは少し雰囲気が違います。日本海にて撮影。

 

検定に出るかも知れませんので、よくよく覚えておきましょう。

と、お目当てのクラゲもスナドリネコも見て、一通り館内を巡ったらクラゲ雑貨探しを開始です。

 

 

海月大全という様々なクラゲの乗った下敷きとファイル。将来「くらげクン」と呼ばれる人物が出てくるかもしれない小さな研究者達にも大人気かもしれない。

丁寧な説明付き。

このシリーズ色々出ていて特大ポスターもあったのですが、さすがに持ち帰るのが大変と泣く泣く諦めました。

 

 

マスキングテープ。

ここでも海月大全、堂々のデザイン。

 

 

さて、ここにリプケアを見に来てことは検定に役立ったのかどうか。。

この2か月後にクラゲ検定・超上級を受験しました。